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2011年10月14日 (金)

花の香りにボローニャを思う

 

10月も半ばとなり、日本の状況を憂いながらも、毎日を目一杯大切に過ごしています。

そして、着実に深まる秋。階下に咲く、秋の花の金木犀が、私に初夏のイタリアの記憶

をよみがえらせます。

 

金木犀を思い起す、強い甘い香りを放つその木を指差し、『これはなんという木?』と尋

ねると、ロベルタは『その木は“Tiglio”よ。いい香りだけど...ちょっと頭が痛くなるわね。

薬としても用いられるから、きっと強い力があるのね。』と教えてくれました。その場で辞

書を引くと、“Tiglio”=“シナノキ”とあります。その淡黄色の花が放つ香りは、私の脳に

しっかり沁みこみ、今でもその香りをよみがえらすことができます。そしてその香りにイタ

リアを、ボローニャを思い出すのです。

 

Piazzasantostefano1  

  

ボローニャの町にたくさんある教会の中でも、起源を5世紀に遡る古い7つの教会が集ま

った(現存する教会は4つ)、歴史の積み重なりをその姿に残す教会群、サント・ステファノ

教会。初めてボローニャを訪れたときから、私たちはこの教会の持つ雰囲気に惹かれまし

た。それからは欠かさず訪れ、教会の中に入らぬことはあっても、外の広場に座って、教

会を眺め、人の行き交いを眺めながら過ごしました。

 

そして、念願かなったボローニャでの生活。毎朝その姿を眺めながら、町を西へ東へ。お

昼には広場に面したカフェで、イタリア語の嵐に疲れた頭にカッフェでエネルギー補給を。

そして夕方、ジェラートを食べながら、広場を囲むように立つ豪奢なパラッツォの、ポルティ

コの下に腰掛け、本を読む。すると時折、広場を横切る自転車が、ガシャーン!と豪快に

横転。何せ、ここの広場の敷石は小さくって、おまけに丸こくって。歩くのも大変なのに、

小刻みにジャンプしながら走り抜けて行く自転車乗りは、なかなかテクニシャンです。

 

Piazzasantostefano3  

 

ボローニャ名物とも言われるポルティコ(柱廊)ですが、このサント・ステファノ広場を囲む

ポルティコはとりわけ美しいのです。中世の時代、貴族や豪族たちが競ってここに邸宅を

建てました。美しいファサードのパラッツォが建てられれば、それ以上のものを。そうして

この広場は、ゴシックやルネッサンス様式の美溢れるパラッツォに囲まれることになった

のです。

 

午後3時頃になると、昼休憩を終えた教会の扉が開くのを待つ観光客が広場に集まりま

す。といっても、ボローニャをツアーで訪れる人は少なく、あちらこちらでガイドの説明が

飛び交うと言う喧騒はなく、あくまでのどかな午後。

 

Piazzasantostefano2   

 

この教会群のお話はまたいずれ...。ひとつ、この教会の中には私のお気に入りの売店

があります。そこで、教会のラベルが貼られたTiglioの花の蜂蜜を見つけ、その重さにも

躊躇することなく買い求めました。先日とうとうシジッロを切り、固い蓋を開けると、Tiglio

の花の香りがふんわり漂い、私のイタリアの記憶をくすぐったのです。

 

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